お茶ブラス第12回演奏会終演
- Yuki Yoshio
- 10月14日
- 読了時間: 2分

昨日は入間グリーンティウィンドオーケストラ第12回定期演奏会だった。
私はアルト・ソプラノサクソフォンを持ち賛助出演として参加させていただいた。団長の方とは学生時代から何かとやり取りしお世話になっており、今回の出演にあたってはバンドバックにソロの演奏という大役までお任せいただいた。丸々一曲ソリストという形での出演はかなり久し振りで、8年ぶりくらいだろうか。多くの人の演奏に乗ってソロを吹かせていただく経験は、多くの人にとって憧れる経験だと思うし、光栄なことだ。演奏会に少しでも華を添えられていたらいいなと願っている。
お茶ブラスは12年前に創団したそうで、毎年の定期演奏会に加え地域での演奏活動も積極的に行っており、サウンドもフレッシュでパワフル。
私としては1年半前から密に関わる機会が増え、ことあるごとにサクソフォン奏者として少しずつお力添えをさせていただいてきた。
ついぞソロまでお任せいただけて嬉しかった気持ちと、改めて自分の演奏というものに気を引き締めて取り組み直したいとも思った本番だった。良い音、良い音楽、誰もに伝わる凄さ、言葉にすればそれは単純なものだが、辿り着くべき境地は見えやすくとも果てしなく遠い。それをちゃんと「追われる」のではなく「追い求めて」道を進んでいきたいと思ったのだった。
今回この楽団の演奏会開催にあたって、2回ほど指揮を行い合奏レッスンという形でのお手伝いもさせていただいた。指揮者としてのキャリアはどれだけ盛ってもまだまだ薄い私ではあるが、ここに関しても多くの団員さんから色んなお言葉を頂き、大きな励みになったことを書き記しておきたい。
お茶ブラスはいわゆる一般楽団で、普段はそれぞれが色んなお仕事に懸命に従事しながら、週末貴重な休日を使って音楽に打ち込んでいる。どの楽団だって言えることだが、本当にここにそのようなエネルギーがかけられることはすごいことだし、彼らが持っているエネルギーに負けないパワーをいつも持っていたいとも思う。プロ名乗って音楽家やってれば音を耳に入れたくなくなることだって正直あるけど、それでも根本は好きだからやっているはずなのだ。そういう部分を改めて感じながら団員の皆さんと準備をしてきたし、以前よりも多くの方とお話できて思った部分でもあった。
次なる場所・本番ではもっと良い音楽をできるようまた日々磨いていきたい。
関係者の皆様に深くお礼を申し上げます。

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