学部生時代からの友人、乗田晏妙のリサイタルへ。
学生の頃から聴いてきたレパートリーも含め、ドイツ作品を中心としたプログラムだった。
堅牢な構成をもつ楽曲たちを1音1音しっかり鳴らしながら演奏している様子が印象的だった。
私は撮影係を仰せつかり、最後列からその様子を、彼女との今までの演奏のことなんかもぼんやりと思い出しながら聴いていた。いや。ちゃんと機材のモニタリングもしていたけれど。
学生の時に出会った多くの友人が、少しずつ音楽から離れているようにも見えてしまうここ最近、いや、もちろんみんな一生懸命活動しているんだけれども、でもなかなか会えないし、いつでも演奏会が沢山ある訳でもないゆえ、やはり孤独を感じたりする時間も少なからずある。だからこういう時間って本当によい時間なんだよな、と改めて思うのだ。
去年からリサイタルに向けて準備をしている、というお話を聞いていたからこそ、去年の2月くらいに演奏をして以来お声掛けは控えていた部分もあったので、またこれから多くを頼ることになるだろう。たぶん。
私も1度だけではあるがリサイタルは開催したので、その想像を絶する大変さは身に染みている。
ひとまず無事開催できたことにお祝いをしたい。おめでとう!
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