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執筆者の写真Yuki Yoshio

今回のバリトン

実はバリトンサックスは修理に出していて、今回のおさらい会#13は友人のYBS62を借りての演奏だった。

私の楽器は61なのでその進化系の楽器ということになるわけだが、その進化の内容は正当で、非常に吹きやすい楽器へと変化しているのだなと感じた。

もちろん61が吹きにくいのかと言われればまあそこまで一言で済ませるほどひどいものではないかもしれないが、それでも音程の乖離感や鳴りの事等、いろいろ一筋縄ではいかないな、という感想も強く持つわけで。それなりに難しさは感じていた。



モノに対して文句を言いたくなる時に、

いつも私は原先生のブログがよぎる。


あらゆる楽器やモノをコントロールできる力が大切なんだ、ということを。


誰も彼は超えられないと思うし、その彼の数多くの中の目立たぬ弟子の1人だった私だが、それでも素直に憧れ続けてしまう。この前久しぶりにCD聴いたけど凄かったなあ、こういう音目指してさらってた、って一瞬で思い返してしまった。


まあ話戻してバリトン。やっぱり全然さらってないから鳴ってくれないし音も飛んでいかないしでまだまだスキル的にはまっっっったく使い物にならないのだが、とにかく練習が大事。20代のうちに自分のバリトンを手に入れることが出来たのがまず幸運と思い、演奏のチャンスをどんどん掴みながら研鑽していきたいと思う。

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