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執筆者の写真Yuki Yoshio

卒業のこと



今週は3つの学校で生徒の卒業を見送った。多くの学校に外部講師としてお邪魔しているが、こうして卒業のシーズンに合わせて挨拶の時間を作ってもらえること、あるいは卒業式にも参加させてもらえること(演奏の用事があるから、だけど)、本当にありがたいことだなと思うし、少なくとも少しくらいは信用に足るレッスンができたのかな、と小さく誇りにも思う。


私はあまり顔に出さないタイプだが、わりと皆とバイバイした後ちょっとしんみりしていたりする。顔には出さないし今後面と向かって言うこともないとは思うけれど…。笑


今日は贈り物も頂いてしまった。ソープフラワーとボールペン!そして色紙!

私は文房具が好きで、良いボールペンを「つかう」のが大好きなのだ。すでに仕事用と決めているボールペンは一つあったのだけれども(レッスンのノートとか取るときのアレね)あのボールペンは自分がフリーランス1年目の時に自分で自分に向けて買った物だったのだ。

ソープフラワーは最初見た時「造花?」って聞いてしまった。あんまり知らなくてごめん。笑

帰ってから調べてみたのだが、お部屋に置いておくといい香りがする〜っていう造花らしい。あとお風呂にいれて泡風呂に出来る…とかというものもあるらしい。この造花はどういうタイプのやつなんだろう(?)でもお部屋に置いておけば消耗もしないからしばらくはレッスン部屋に置いておこう。


さて、この記事をちゃっかり見てくれている生徒もたくさんいることと思う。

正直私は、私の元から旅立つ生徒に無理くり音楽を続けてほしいとは思っていない。環境や条件も整わないと出来ないことだし、無理してやることではない。もちろん続けてくれていたらそりゃ嬉しいけれどね。

ただ、どこで、誰と、何をしていても構わない。だから、幸せになって生きてほしい。

音楽をする、ということは自分自身を見つめるという行為だと思う。

なりたい自分はどんな自分なのか、自分の本当の気持ちは?望みは?

そういった要素に正直である事が、この試練だらけの長い人生において自身の状況を改善する一つの方法になると思っている。

そのために、みんなの正直な気持ちを自然に言い出せるようなレッスンをしていきたい、と思って取り組んできているつもりだ。思った事や感じた事をしっかりと大事に出来る人になってほしい。


生徒にとって私は教師だが、私にとっての私はまだまだ駆け出しなのだ。

勉強したい事、まだ出来ない事がたくさんあり、私がなりたい自分というのも明確に遠くにいる。

少しでも多くの希望を引き寄せ、もっと私自身の存在と言葉に説得力と信頼を寄せてもらえるよう、私ももっと多くの場所で勉強し、そして人の役に立てるよう頑張りたいと思う。

ひとりの勉強者としての姿を、私はずっと保ち続けていたいし、それが誰かの頑張る理由の一つにでもなってくれたら、本当に嬉しいなと思う。


卒業をするみんな、本当におめでとう。

遠くから誰しもの活躍を祈っています。

いい事があったら報告してね。


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