って、一生叶わない願いだなと思う。というか、本当に、なんとかこなしていく人が強いのだ、と。自分は大人になってもいまだにできないことが本当にたくさんある…。
この写真もそうで、まあ確かに用事の帰りでカメラも持ってなかったんだけど、もう少し立ち止まって月と雲の塩梅がいいところに来るまで粘ることが出来たら…とか、iPhoneの撮影でも光害の入らないところに移動するようなあと少しの体力と気力があれば…とか、そんなタラレバを妄想しては、いつも後から後から後悔する。
もちろんそんなことがないように生きているつもりでも、どうしても犠牲になっているものや取りこぼしているものというのはいつもあるんだよな、と思う。
でも多分、大抵の人には、月の上に謎の光が入り込んでいることや、右下のマンションの光が白飛びしていることとか、なんか右側にクレーンが写り込んでいることとか、そんなに気にならないんだろうなと思う。
でも、そういうぱっと見では気づかないようなところにこだわりと尊びをもって何かを生み出すのが芸術家なのだろうとも思う。
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