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執筆者の写真Yuki Yoshio

第6回あさらい会


同世代のサクソフォン奏者があつまるおさらい会に参加してきた。

あさこさん主催のおさらい会なので「あさらい会」。

みんなピースしてると思ったらあんまりしてなかった。はずかしい。


私はPulseを演奏。全く満足いく演奏ではなかったし、まあ準備段階からある程度それが予感されているほどの準備の上手く行って無さだったので色々ため息つきながらの参加だった。とはいえ、演奏のみのことしか考えないおさらい会というのは本当にストレスも少ないし、演奏中に自分自身に帰ってくるフィードバックの強さも桁が違うように思った。


演奏直後にプログラムに殴り書きしていた感想は以下:

・自分自身の譜面台のかぶりつき

・フラジオ方向のアンブシュアの詰めの甘さ


まずストラップを変えてからというものの、やはり演奏方法やアンブシュアに関しては少しずつ変化していったように思う。具体的には以前よりも結果的に楽器の位置が少し下がり、息の入れ方に変化が起きている。まだストラップを変更してから日数が浅いため、感覚は全く掴みきれていないが、すくなくとも本番時にどのような演奏をしているのか、というのは少しずつ変わっている気がする。座奏の時はそれほど変わった感覚はないが、立奏では全く感覚が違う。目線が違うので身体の動きも全然違うのだと思う。

結果的に譜面台の角度等も相まってかなり下を向いて身体を固めた演奏だったのではないかな、と思う。それ自体は奏法に安定性をもたらした、という可能性もあるかもしれないが、やはりパフォーマンスとしてはやや独善的な印象を受ける。


フラジオ方向のアンブシュアの詰めの甘さについては、実はフラジオ方向に限った話ではなく、より繊細な発音の使い分けについての訓練と準備がやはり足りなかったのが大きな悔しさとして残っている。レッスンや日常のフィードバックが無い中で新たな奏法を開発していくことは本当に難しく、この部分に関しては今後も新たな奏法を準備し続ける限り起こりうる事なのでどうにか色々考えていかないとな、と思っている。

まあとはいえ、どの音域においてもアンブシュアの設定というものは非常に曖昧かつ繊細で、「どの方向」とかいうまでも無く、おおまかな狙いどころと詳細な狙いどころをしっかりと意識しながら吹いていくというのが大切になってくるだろう。


ひとまず Pulse自体の選曲は一旦しばらくお休みにしようかなと思っている、またリサイタルとかやりましょう、とか、急に吹いてくださいとか言われてすぐ吹けるように、たまーに思い出しの時間を設けるとは思うが、もっといろんな曲に触れなければならないとも思う。


ひとまず本当に学びの多い会だった。ご一緒いただいたみなさまに感謝申し上げたい。

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