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轟宴を聴く

11月はいろいろな演奏会があって面白い。

12日には歳下の友人たちによるサクソフォン8重奏《轟宴》を聴いてきた。


元気と勢い溢れまくる奏者たちのコンサート。祝典序曲に始まりデュオニソスの祭り、最後には1812まで。リーダーの鏡さんのパワーに共感して集まった良い友人たちがスタンスを揃え、アンサンブルとしてとてもよく成立した演奏だったと思う。ただ仲が良いだけのコンサートはいくつもあるけれど、仲が良くてもちゃんとそれぞれ芯を持って演奏している人たちのコンサートはまた雰囲気も違うなと思いながら聴いていた。


自分は20半ばの頃って、自分自身の人間としての歪みにようやく気づいて、それでどうにも出来なかった部分を少しずつ精算していたような感じに思っていたんだが、そういう部分を(彼らの中にはもしかしたらあるのかもしれないが)すでに乗り越えて、友人たちといい仕事をしている、そんな姿が心底羨ましく感じる演奏会だった。支え合える仲間がいる、という事実が、この業界の中でどれほど心強いことなのかということだと思う。


しかし、ここ数年でプロフェッショナルのオクテットが集団として出てきたのは結構面白い傾向なんじゃないかなと思う。サクソフォン四重奏自体がかなり表現力がある演奏の形態だが、8本になったときの安定的で重厚な響きというのは非常に効果が出やすい。色んなところでもっと流行っていいんじゃないかなと思う。自分もやればいいのか…。


自分は自分で、自分のできる仕事と研鑽を続けていこう。

演奏会に行けば頑張っている仲間に会える、これってめっちゃいいことだよな。

 
 
 

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