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執筆者の写真Yuki Yoshio

入間へ

今週末はずっと入間市へと通っていた。

お声がけいただき、バリトンサクソフォンで吹奏楽の賛助出演をした。初めての吹奏楽バリトン(自分の楽器で)。


ソロ・アンサンブルとは全く要求されるものが違った、という意味でその驚きの中で吹いていた。ので、お恥ずかしながら完全に満足…という感じの演奏が出来なかった、のが今回の反省である。

しかし本当に全然違う吹き方になるんだな、吹奏楽部教えたりしていてどうして鳴らないんだろうとか色々考えていたのだけれども、その原因の一端が分かったような気がする。


いわゆる「ベタ吹き」というロングトーンが非常に多いバリトンサクソフォンは、ものすごい体力を必要とする。この部分が完全に自分の中からは抜け落ちていたな、と…。

ソロやアンサンブルにおいては、フレージングを繊細に行う中で、息のコントロール幅を広くもち、本当に必要な場所だけでフォルテを鳴らせば良かったが、吹奏楽でフォルテが書かれていたら、本当に発音から終わりまでフォルテで吹き続けなければならないのだ。本当にクラクラした。笑 情けない話だ。。。


ただこれは一つ大きな経験だったなと思う。他の楽器のありがたみもものすごく感じたし、バスクラリネットとテューバ、そしてコントラバスとともにローサウンドを作っていくその立ち位置というのも考える良いきっかけだったように思う。正直ハマりきった感じしてないけど。。


あとは楽器としてのスペックの問題なのか、自分自身がまだ「バリトンサックスを鳴らす」という行為に慣れていないのかわかっていない部分も大いにあるので、やはり研究はしっかりつづけていきたいなと思う。明後日にはマウンテンロードも吹くし、来月にはラフマニノフのチェロソナタにも挑戦する。このあたりでひとつ答えが出てくると嬉しいな、と…。


とにもかくにも、暖かく迎え入れてくださった団のみなさまに感謝申し上げたい。

またお役に立てるよう精進したいと思う。

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