今日はレッスンの後期日が迫る楽興の瞬間の準備作業を行った。
今日はサクソフォンの初心者向けの教本を改めて読み、その内容を吟味しながら実際に譜例を演奏してみた。
自分で本を書いたこともないのに偉そうなことを言うが、意外にやっぱり完全な教本って作るの難しいんだな、というのが感想だった。確実に初学者はレッスンというものにしっかり通って奏法を作るっていうのが大事なのだろう、と思った。頭半年間だけ通ってみる、とかでも全然違うような気がしている。
別に私のレッスンである必要はそんなになくて、要は疑問が生まれた時にすぐに相談できる環境や窓口を作っておくことって、結構大切なことなのではないかな、というふうに思ったのだった。
私は教育学の分野においては全く大学等で勉強する機会がなかったが、いわゆる教材研究のような資料を自分で作って、指導方針を考える際の明確な基準のようなものが少しずつでも確立した方がいいな、というふうに思った。
まあでもそもそも「この人に教わりたい!」って第一条件に楽器が上手いことだと私は信じているけれども、それと同じくらい話しかけやすいっていうところもあるんだろうな、とも思った。本質的に解決しなければならない問題がまだまだあるなと思った日だった。
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