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ルフト:24のエチュード

2025年の自主練習エチュードはルフトの24のエチュードだった。

これは有名なんだろうか、無名なんだろうか、楽器店に行けば大体置いてあるけれども、サクソフォンの人で触ったことある人ってどれくらいいるのだろう。

よくよく調べてみると(調べてもこのご時世なのにメチャクチャ情報が少なかった)オーボエ奏者だったようだ。オーボエのための作品が他にいくつか残されている。ドイツに生まれ、ロシアへ移住。19世紀における重要なオーボイスト=コンポーザーで、オーボエのためのいくつかの作品と、本エチュードの存在を確認できた。

2025年の…と書いたが、まあ正確に何月からさらい始めたかは全く覚えていないが、なにぶん吹きにくいエチュードで困ったものだったゆえじっくりとさらったエチュードだった。リズムの割り方に意味が分からぬものがいくつもあるし、おおよそサクソフォンが演奏するには不得意な動きもかなり多く、いや確かにそういうのがエチュードというものだが…とは思いつつも、フェルリングのような柔らかさがあるわけでもなく、ラクールのようなサクソフォンの特性がよく考えられているものでもなく…という、ある種本当に「音楽」の都合だけで書かれているような楽譜だなと思いながらさらっていたのであった。

ロマン派特有の音楽…と言えばそうなんだが、フェルリングほど新しい感じの響きでもなく、どちらかというと多少ドイツっぽい無骨なサウンドもしている面白いエチュードだった。やっと最後の曲までタッチできたのでもうちょいとだけさらったら区切りをつけようと思っている。


こうやって、しっかり期間作って少しずつ自分でエチュード進められるのはとても気分が良い。そりゃすぐに新しい技術とかは無理かもしれないが、それでも自分なりのペースで何か新しいことを少しずつ得られるのは演奏者の精神衛生上とても大切だろう。練習曲だろうと、少しずつでも新しい曲に触れていれば、過去上手くなりたいと願いながらさらっていた自分を救うことにもなると思う。

 
 
 

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