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初期における覚書①

自分がサクソフォン奏者としての側面を保ちながら生徒にその技術を教えていくことの大きなアドバンテージは、プレイヤーとしての活きた知見を共有できるということにあると思う。

もちろんそれは自分自身がプレイヤーとして高く評価されていくにつれて説得力は増すし、あるいは生徒に本番の場数を踏んでもらう数が増えていくほどに説得力は増す。

とにかくどのような場所・時間・シチュエーションでも、人に聴いてもらうということを念頭において準備をしていくのが良いだろう。


そして、聴いてもらう人に、大きな音、小さな音、高い、低い、明るい、暗いといった音楽的表現の要素を十二分にアピールする気持ちで演奏することも大切だ。いつも表現はおおげさに。



上記2点が最初に出てくるのは、私自身が演奏表現においてテクニックは2番目に学ぶ要素であると考えている証拠だと思う。これが正しいのかは書いている今でも、これからも分からないが、少なくとも音楽が言動以外でのコミュニケーションと仮定するのならば、まずは何よりも心意気やスタンスの部分を重要視するべきであろうと思う。


 
 
 

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