演奏を聴いた
- Yuki Yoshio
- 9月14日
- 読了時間: 2分
世の流れでは今日は三連休中日ということらしい。あまり曜日感覚のない仕事なので「三連休か!」となりながら出かけていた。
サクソフォン歌頭諒さんと大谷英紗子さん、ピアノの小埜寺美樹さんのコンサート。サクソフォンのおふたりは12年の友情らしい。すごいよな。
思いがけず生で聴くのは初めて!という曲がちょっと多かった。新作しかり、フェランしかり、プーランク風のソナタしかり…。
音圧が強く、演奏者のパワーを間近で楽しんだコンサートだった。個人的にはヴィラ=ロボスとモーリスの作品の魅力を再発見したコンサートだった。とくにヴィラ=ロボスまた吹きたいな、原調楽譜も出版されたしな…。
音色の美しさ、演奏者のエネルギー、そういったパーソナルな世界観がよくみえていた。
自分のことに置き換えた時に、いい演奏ってなんだろうな、と改めて思う。
けっこう、最近自分の中で破ってみたい殻と、それでも絶対に破られたくないラインと、というのが言葉で明確化されてきたような気もしている。
プレイヤーとして仕事をしながら、多くの人の役に立ちながら、自分の技術を磨き続けることは本当に難しいことだなと思うが、いつか自分の演奏に完璧だと言えるような演奏をしたいし、あるいは自分でそれを認められるくらいに日々の自分を裏切らないようにしたいなと思う。がんばろう。




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